気が付かない自分の心の声を聞くと楽になる(1)

先日(令和元年11月30日)のスキルアップコースでは、フォーカシングとEFT(ツボ療法)を体験していただきました。

いつものことですが、参加者の皆さんに多くの発見や、気づき、そして涙が見られました。

感ケアの「下げる」「触れる」「再考する」という段階や、感ケア5(刺激、疲労体調、自信、記憶、対処法)の影響などを考慮したうえで、適切な心の距離をとりつつ、上手に既存の心理スキルを活用すると、そのスキルの持つ力を存分に発揮できます。

スキルがうまくいかない場合、たいがいはそれを使うべき状態や環境が整っていない時に、無理やりやってしまっていることが多いのです。心の大きな仕組みを知らず、スキルだけに目が向くセラピストは、そうなりがちです。解凍できてない食材を無理やり調理するようなもの。うまくいきません。

 

さて、スキルアップで多かった感想は、「自分の感情の小人を認めることができ、とても楽になりました」というものです。「なんだか胸のあたりが広がり、温かくなりました」と感じた人もいました。

どうして、無視されている感情の小人を認めると楽になるのかは、次からのブログで解説します。