「パラレル東京」の後を生きるには

「感情に触れる」についての解説の途中ですが、先週のNHKの「パラレル東京」を見て、どうしても書きたくなってしまいました。

 

東京直下地震をリアルにシミュレーションした「パラレル東京」。震災後10年までの長期的視野で、具体的かつ様々な分析が紹介されており、大変勉強になりました。

ただ、テレビで紹介されていたのは、社会全体の流れです。

問題は、その環境を生きるのは「個人」であること。そして、それぞれの生きる力になる一番のカギは、メンタルのダメージからの回復力であること、なのです。

もしかしたら、今、個人レベルで一番備えておけるのは、災害後のメンタルがどうなっていくのかをきちんと知り、できるだけダメージを受けないように、受けても早く回復できるようにする知識を得ておくことなのではないでしょうか。

メンタルレスキュー協会の公開講座(2020年1月11日10時から11時半、東京ウイメンズプラザ)で、「災害後のストレスケア」についてお話ししたいと思います。

興味のある方は、ぜひご参加ください。