受け入れる、ということ

昨日のTVで松岡修造さんが、車いすテニスの国枝慎吾さんにインタビューしていました。

国枝さんは9歳の時、脊髄腫瘍による下半身麻痺のため、車いすの生活になりました。

小学生の時、夢の中に出てくる自分は、普通に歩いたり走ったりしていたそうです。ところが、中学になってからは、夢の中の自分が車いすに変わっていき、自分自身が今の状況を受け入れたのだと実感したそうです。

受け入れる、と口で簡単に言いますが、頭では受け入れても、心の奥で受け入れるのは難しい。夢の中の自分のイメージが変わったというのは、ほんとうに大きな変化だったことでしょう。

受け入れる、はなぜ必要か。現実を受け入れてこそ、今の状態に合った対策や努力に集中できるようになります。

一方、受け入れないにも意味があります。感ケアでは、悲しみのプロセスで解説しています。難しいのは二つのバランス、どう移行していくか。ニーバーの祈りを思い出します。一生修行ですね。

 

神よ私に、変えられるものを変える勇気と

変えられないものを受け入れる冷静さと

その二つを見極める知恵を与えたまえ(神学者ニーバー)